ポケモンSV S11 パオハッサム軸 396位レート2011

 

皆さん初めまして社会人トレーナーのビンゴです。

ポケモンSV S11でレート2000を超えられたので記念に構築記事を書いてみました!拙い文章ですが、読んで貰えると嬉しいです。

 

*構築の経緯
①使いたかった相棒のハッサムともう1人の相棒である鉢巻パオジアンを採用して構築を組み始めた。

②引先にもなれ、自身が詰め筋にもエースにもなれるアンコールカイリューを採用して基本選出とした。

③採用して腐る事がほぼ無く、チオンジェン絡みに強く出られる身代わりブーストハバタクカミを次に採用

④上記4体だとハッサムやサーフゴーなどの耐久がある鋼タイプが重かったので、見た目の圧になるスカーフイーユイを採用

⑤最後の枠は最初は隠密サーフゴーだったが、環境に炎オーガポンや赫月ガチグマが多く、選出も出来ないし、圧もないと感じたので、選出画面の圧があり、数的有利を取れば最強ののろいキョジオーンを採用して構築が完成した

 

*コンセプト

ハッサムをなるべく選出しつつ、パオジアンを通していく

 

*個体紹介

**ハッサム

特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:みず
実数値:177(252)-187(156+)-127(52)-67-106(44)-85
技:とんぼがえり / インファイト / ダブルウイング / バレットパンチ

調整意図

HB:特化カイリューの+2テラス神速2耐え

特化水ウーラオスのテラス水流連打確定耐え

HD:臆病眼鏡ハバタクカミムーンフォース2耐え

A:耐久無振りウーラオスにゴツメダメ一回+ダブルウイングで確定

水テラスウーラオスにゴツメ3回+ダブルウイング+バレットパンチで確定(最低でも相打ちにできる)

H244カイリューにゴツメダメ+弱点インファイト+バレットパンチorゴツメダメで確定(神速カイリューに後投げして倒せる)

 

本構築の軸であり、相棒枠。

本構築には初手にほぼ水ウーラオスが投げられるので、初手に置いてゴツメとダブルウイングで数的有利を取っていた。環境からパンチグローブが減り、ハッサムのゴツメも減ったので警戒される事は少なく、かなりの数を誘い殺していた。

インファイトの採用数も少ない為、こちらも警戒されず、ノーマルや鋼のカイリュー、ガチグマ、ヒードランやヒスイヌメルゴン等にかなり刺さっていたと思う。

基本は初手で投げて、目の前のポケモンを倒しにいくか、蜻蛉返りで対面操作をして、その後はクッションとして扱うことが多かった。

後述する鉢巻パオジアンと意外にも攻めの補完が取れていて、悪が半減になるタイプに対して、このハッサムで弱点をつけるようになっている。

レート2000の立役者。本構築のヒーロー。

選出率1位

 

**カイリュー


特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:あつぞこブーツ
テラス:ノーマル
実数値:197(244)-187(124+)-116(4)-108(0)-123(20)-115(116)
技:じしん / しんそく / はねやすめ / アンコール

調整意図

H:奇数の最大値

B:端数

D:マルスケ込みで臆病ハバタクカミムーンフォースを非テラス時+テラス後確定耐え

非テラス時、マルスケ込みで臆病ハバタクカミの眼鏡テラスムーンフォース確定耐え

S:最速赫月ガチグマ抜き

A:余り

 

SV環境最強のポケモン

ハッサムやパオジアンの引先となれ、自身もエースとなれる構築の軸。

アンコールが鉢巻パオジアンと本当に相性が良く、ブーエナハバタクカミや補助技を多く使うポケモン、相手の先制技持ちのラス1などに対し、パオジアンで択とならず、安定して倒せるようになる。

これのお陰でパオジアンの高火力を多くのお相手は拒否出来ずに崩されていった。

赫月ガチグマ等にも強めで、ハッサムやパオジアンと合わせて相手を倒しに行ける。

また、受けループ系統の相手に対して、TODを仕掛けにいったり、相手のカイリューを龍の舞や神速などでロックしてしまえば裏のパオジアン、ハッサムとともに崩しを行えるので、本構築で1番強かったポケモンかもしれない。

相手のハバタクカミに対し、ハッサムでテラスを切らせて、神速で縛るのもかなり強かった。

選出率2位or3位

 

**キョジオーン


特性:きよめのしお
性格:わんぱく
持ち物:たべのこし
テラス:ゴースト
実数値:207(252)-120(0)-198(236+)-58(0)-110(0)-58(20)
技:しおづけ / のろい / じこさいせい / まもる

調整意図

S:ミラーで上を取れるように

HB:残りぶっぱ

 

ポケモンSVにおける反則枠。

見た目の選出圧が高く、相手に崩しの選出を半ば強制できる。

どこにメタを仕込まれてるか分からず、安易に出しても本当に弱いので、出しどころはかなり慎重になっていたが、出した時は活躍しない事はほぼなかった。(一回ボタンを押し間違えて、2連守るをしてしまい倒されるというクソプレイがあった笑)

そもそも滅多に出さないので、幅広く戦えるというよりは、崩しができて隠密持ちにも抗えるゴーストテラス呪いで採用。

カイリューのアンコールと合わせるとこのポケモンの強さが何倍にも膨れ上がる。

余談だか元々この枠は隠密サーフゴーであったが、選出圧も選出率もなく、本当の意味で完全な置物だったので、キョジオーンに変更した。

選出率:5位(4位との差がかなりある)

 

**ハバタクカミ


特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:はがね
実数値:141(84)-54(0)-103(220)-172(132)-156(4)-180(68+)
技:ムーンフォース / シャドーボール / めいそう / みがわり

調整意図

HB:身代わりがタイプ一致イカサマを確定耐え

D:端数

S:最速オーガポン抜き

C:余り

 

入れ得ポケモンの1匹。とりあえず困ったら入れておいて損はしないポケモン

環境に一定数いるチオンジェン+毒菱構築やキョジオーンを崩せるように鋼テラスの身代わり瞑想で採用。

鋼テラスは毒菱やハバカミミラーで強く、テラスを切った後にカイリューの神速で縛られない為、かなり強かった。

ブーエナハバカミのカイリューの積みアタッカーを止める性能も最低限あり、ウーラオスやパオジアンに対しても強めなので、選出率はそこまで高くは無いが、出せば必ず仕事をしてくれた。

余談だが、最終日の1時頃まで水テラスで採用してたが、鋼の方が強いと判断して鋼に変更した。結果鋼テラスにした事で、選出率もあがり、2000チャレ、2000チャレチャレでは大活躍して俺を2000へ乗っけてくれた陰のヒーロー。

選出率4位

 

**パオジアン


特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:あく
実数値:155(0)-189(252+)-101(4)-99(0)-85(0)-187(252)
技:つららおとし / かみくだく / サイコファング / ふいうち

調整意図

ASぶっぱ余りB

 

本構築の軸であり最強の破壊神。

この構築においてパオジアンの行動回数が、勝利の鍵と言って良いくらいに破壊してくれた。

カイリューハッサムと合わせて相手のポケモンを崩して数的有利を取っていく。

ハッサムのところでも話したが、悪技を半減する相手にはハッサムで弱点を付けるので、攻めの相性が良い。

基本的に有利対面になったらテラス噛み砕くを打てば、大体のポケモンを持っていってくれる。

水ウーラオスに対して、ハッサムのゴツメが当たらないならパンチグローブなので上からサイコファングでワンパン出来、パンチグローブ以外ならハッサムが対面で処理してくれるので、意外と何とかなる。

水ウーラオスを倒せれば噛み砕くを耐えられるポケモンが居ない構築や引先が居ない構築も多いので自由に動かせるようになる。

相手のラス1に対して、カイリューのアンコールから繋げば、安心して噛み砕くか不意打ちを選択出来るので択にならず勝つ事が出来る。

赫月ガチグマは対面だと勝てないので、少しでも削ってから相手をする必要があるのが少し辛いが、オーガポンをワンパン出来ることが何よりも強い。

シーズン7からずっと使っているが、今は鉢巻が主流になっているので、レギュDまでと比べて奇襲性能は無いように思う。鉢巻一点読みで動かれる事はほぼ無いが、相手が予想してなく、噛み砕くだけで、イージーウィンみたいな事は殆ど無かった。

今期俺のポケモンの中で、間違いなく1番相手のポケモンを破壊している本構築のダークヒーローでもう1人の相棒。

選出率2位or3位

 

**イーユイ


特性:わざわいのたま
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:くさ
実数値:143(100)-76(0)-114(108)-187(116+)-141(4)-143(180)
技:かえんほうしゃ / あくのはどう / オーバーヒート / テラバースト

調整意図

HB:+1カイリューのノマテラ神速を15/16耐え

特化キノガッサマッハパンチを15/16耐え

D:端数

S:準速コノヨザル抜き(本当はランドロス抜きのつもりだったが、調整ズレてました泣)

C:余り

 

本構築の完全見せポケのお留守番枠。

圧倒的に選出率が低く、最終日45戦しかしたが、一度も選出していない。

ただ、見た目の圧は凄く、キョジオーンと合わせて、相手の選出を歪める事が出来ていたと思う。

事実基本選出ではそこそこ重いサーフゴーが一切出てこなかった。

選出した時は草テラスが結構強くガチグマやウーラオスキノガッサに対して有利に立ち回れた。

自分がイーユイを使うのが上手く無いからだと思うが、相手のイーユイは強く見えるのに自分が使うと微妙に感じてしまい、ほとんど選出させられなかった。

イーユイ自体は非常に強いが、構築を改良するなら間違いなくこのポケモンだと思う。

選出率6位(圧倒的最下位)

 

*選出

-基本選出-

ハッサム+カイリュー+パオジアン

スタン系やクエス等の展開構築には基本的にこの3匹を選出する。基本的には初手ハッサムだが、イーユイ入りにはカイリューから入る場合もある。

 

-チオンドヒド系構築-

ハバタクカミ+カイリュー+パオジアンorキョジオーン

ハバタクカミかの崩し性能で数的有利を取って、カイリュー+パオジアンで詰めるか、カイリュー+キョジオーンでTODに持ち込む。

 

-受けループ-

キョジオーン+カイリュー+ハッサムorパオジアン

キョジオーンの塩漬けと呪いを打ちつつ、カイリューでアンコールをして強引に相手を削り、パオジアンを通すか素直にTODに付き合う。

ヘイラッシャの地割れ次第では普通に負ける。

 

-カイリューが余り通ってない構築-

ハッサム+パオジアン+ハバタクカミ

基本的に対面で殴り勝つ。地味にこの選出の時は殆ど勝っている

 

-重いポケモン-

イーユイ

マジできつい。上手いこと択を合わせたりして何とか倒す。

 

ハリーマン

吹き飛ばしや必中技がないので、ほぼ勝てない。当たった時は全敗した。

 

テツノカイナ

数こそそこまで居ないが、テラスも考えると対面で勝てるのがほぼ居ない。立ち回りで何とかする。

 

*最後に

9月と10月の20日頃まで資格試験の為にポケモンを一切やっておらず、時間が無い為、新解禁されたポケモンを採用していません。とにかく手探りでしたが、最終日にレート2000へ何とか到達出来ました。

今回サブロム0戦の完全1ロム特攻だったので、次からはサブロムも用意しようと思いました。ここまで読んで頂きありがとうございました!!

ビンゴ